免許局、登録局、特定小電力トランシーバーの違い
免許局、登録局、特定小電力トランシーバーの違いをご説明します。
免許局とは?(00:10)
免許局は企業などの組織、団体が業務用として利用することが目的の無線機です。
無線機1台ごとに免許番号が付与され、免許人として記載されている組織、団体に所属している方のみ使用が可能で、他の組織や団体に所属している方、もしくは個人に貸し出すことは違法です。
登録局とは?(00:44)
登録局は業務使用だけでなく、レジャーなどでも活用可能な無線機です。
免許局とは異なり組織、団体に所属している方だけでなく個人でも使用することができます。
また、登録局は免許局と比較すると使用する場面によって電波の出力を複数の機種から選定することもできます。
免許局と登録局の違い(01:13)
免許局と登録局は同一メーカーの同時期発売モデルを比較したときに見た目や重量はほとんど変わりません。
大きく異なるのはチャンネル数とキャリアセンス機能の有無です。免許局のデジタルUHF通信のチャンネル数が65チャンネルであるのに対し登録局は30チャンネルです。
また、登録局にはキャリアセンス機能の搭載が義務付けられています。キャリアセンスとは同じ周波数帯の電波を受信しているときには送信ができなくなる機能です。これはチャンネル数が少ないことによる混信や電波の干渉を防ぐために搭載されている機能です。
特定小電力トランシーバーとは?(02:00)
特定小電力トランシーバーは免許や登録といった申請手続きが一切必要なく、手元に機器が届いたその日から使用できるトランシーバーです。
単3乾電池1本で運用することができるため、市街地や屋外100m以内の通信では重宝します。
当社では免許局、登録局、特定小電力トランシーバーの3つのカテゴリーの無線機をすべて取り扱っております。
どれを選べばよいかわからない、使いたい現場で電波が届くかどうか不安など、なんでもお気軽に当社にご相談ください。